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漢方たなうぇぶ>GOブログ>ご存知ですか?同じ名前でも中身が違う事を(菌類編)

ご存知ですか?同じ名前でも中身が違う事を(菌類編)

ご存知ですか?シリーズです。
今回は「菌類」の製品について取り上げてみたいと思います。
「菌類」のお薬やサプリメントというのは皆さんの想像以上に多いのではないでしょうか。
キノコの仲間はみんな「菌類」ですし、ビフィズス菌や酵母(パン酵母や納豆菌、ビール酵母など)なども「菌類」です。
私たちはなぜこんなにも「菌類」を体のために補給しようと考えるのでしょうか。
私たちの体は生きた「菌類」によって作られる成分や、生きてはいなくても「菌類」に含まれる成分などの恩恵なくしては、健康な体を保つことがそもそもできません。
私たちの腸の中には約100兆匹の菌類が常に住んでいますが、中でも「善玉菌」と呼ばれる菌類は体に必要不可欠なビタミン類や酵素などを作り出しています。これらの栄養素があるから健康でいられるのです。
腸内が無菌状態ではかえって体調は優れません。
ちょっと話はそれますが、腸洗浄なんてのは一時的にきれいにするだけで、私は体に本当に良いことではないと考えています。
腸内の細菌の中の「善玉菌」を増やしていくことが実は肝心なのです。
「善玉菌」が少なく腸の中が汚れている方ほど、過日に話題になっていた奈美悦子さんに発病したような難治性の病気が発病しやすくなります。例にもれず奈美さんは長年便秘症で悩んでいたそうです。
これほどに、私たちの体にはさまざまな「菌類」が常在し、数多くの恩恵を与えてくれています。
「菌類」は育つ環境によって同じ菌であっても、それぞれ異なる生理活性物質を作り出すことが知られています。
もっと製剤的に説明すると、おんなじ名前でおんなじ原料であっても、どんな環境で「菌類」を育てるかによって、成分が変わってきてしまうということです。
たとえば、アガリクスや霊芝、メシマコブ、などのキノコの仲間も、どんな所で育てるかによって同じキノコでも全く働きは異なるのです。成分が違うのですから当たり前のことですね。
酵母や乳酸菌もそうです。もっともさまざまな栄養素を作り出す酵母として知られるパン酵母も、どんな培地で育てられたかによって、中身は全くちがってきます。
この差は相当詳しくないと、たとえ薬剤師であっても健康食品アドバイザーであっても知らない事実です。一般消費者であればなおさらです。
だからこそ私はどんなものが良いのかを常に探していきたいと思います。
巷には情報が氾濫しています。書店を見れば数え切れないほどの書籍が並んでいます。
私は、私が今までに勉強してきた範囲で皆さんに最高の品質のものをお勧めしたいと思っています。
事実、私もこだわりの逸品以外のものを絶対に口にしたくありませんので、そういう目でセレクトしている自信があります。
服用されるその前に、お気軽にお尋ねください。私なりのアドバイスはできると思います。^^

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