ごう先生の九星かんぽう
8月24日(木)
☆一白水星
良縁の吉日です。
何事も準備が大切!
車で遠出する人、車で通勤する人は、ガソリンを満タンにしてからでかけましょう。
吉方位 南 北 西
☆九紫火星
行動を起こして吉!
読みたい本があったら本屋に行ってみよう!
髪型が気になったら美容院へ行ってみよう!
日用品や常備薬をチェックして、足りないものを買い足しておきましょう!
吉方位 北西
おなかんぽう がん代替医療との出会い エピソード7
ミナ・ヴィッセルさんのTED
乳腺の細胞を取り出し、シャーレで培養する。
すると乳腺の細胞は、その形を崩してしまい、乳腺の細胞機能は失って、形もおおよそ乳腺細胞のものではなくなってしまう。
となると、体外では体内と同じような細胞環境を作る事がそもそもできなかったのだ。
それでは実験環境で制癌をするような実験を試みる事が難しい。
これは細胞の足場依存性(エピソード5)とも共通する。
シャーレ上でも乳腺特有の細胞極性があり、ミルクを産生する、乳腺細胞特有の構造が再現できたのは、乳腺細胞のまわりにあるドロドロとした細胞外マトリクス液を、十分に培養細胞に与えた時だったのです。
細胞の周りにあるものは、偶然にあるのではなく、それも必要なものであることが証明されたのです。
正常細胞の周囲にある細胞外マトリクスをがん細胞に与えると、がん細胞の正常分化を誘導するという実験まで行われていました。
がん特有の乱れた細胞運動も、正常細胞特有の規則的な細胞運動になる事まで、実験上で確認しています。
細胞の機能と形態は密接な関係があるという事。
そして、良い場には、良い細胞が生じる。
細胞の形状が変化したとしたら、その周りの環境(がん微小環境)の影響も大きいという事なのです。
私は、がん細胞を撲滅しようとする治療から、がん細胞のできにくい生体環境(がん微小環境の改善)を作る事をご提案の中心にシフトした、とても大きな瞬間でした。
なぜ「おなかんぽう」なのか?
それは、私たちの肉体そのものは、共生細菌などの生体外に存在するものの影響も大いにうけているからです。
大腸に常在する100兆個ともいわれる共生細菌の存在は決して無視できるものではないと考えました。
ただ、細菌をとれば良い物でもない事が分かってきました。
どのように共生細菌をともに生きるチームとして、より良い関係性を築き上げていくのか。
日々、考えるのが楽しくなりました。