このごろ店頭で体の状態をチェックするのに「味覚」を利用している。
というのは、
痛みやシビレ、不妊症、アレルギー、自律神経の失調、等々どんなお悩みであっても、体や心のバランスを崩している人の体調には何らかの共通点があるのでは、という感覚に僕自身が常にとらわれていて、それが難なのかを常に模索してたのです。
ひょんなことから思い出したというか、直感的に行動に移し、全国各地の相談薬局ではオーソドックスなお薬を色々な人に店頭で味見をしてもらったら、驚くほど体調が「味覚」に影響していることが分かったのです。
具体的にはイオン化カルシウム液製剤「タチカワ電解カルシウム」を使います。
これを適量の水に薄めて味見をしていただくのです。
体調が悪いというお客様に飲んでいただくと、「にがい」とか「生臭い」という方がビックリするほど多いのです。小さなお子さんにいたるまで、可能な限りの方々にトライしてもらっています。
体が治る状態になっていない人が多いので、漢方薬選びも慎重になります。
比較的「味覚」の異常を訴えない方は、さほどお具合がわるくないというのも僕の独断的な判断で語れるものではないので、今後私自身の研究課題にしたいと考えています。
痛みやシビレの治療にも、この「味覚」チェックを有効活用しています。
そして体液のミネラルバランスを整えながらの漢方治療を始めてから、今までであれば匙を投げたくなるような難治性の症状にも、僕なりに少しでもお具合が楽にできたらという一心で治療法のご提案をしております。
完全に痛みをゼロにする方法のご提案をするのは至難の業ですが、少しでも苦しい症状が楽になればという一心でご提案していると、僕の想像以上に回復されていくのを目の当たりにして、僕自身が驚きを覚えるほどです。
大腿骨頭や膝など、三箇所の大きな関節に人工関節を入れる手術をされてから、数年間夜眠るのもつらいという80代女性は、薬局の漢方や保健薬、特殊な剤形の薬、など可能な限りの治療をご提案し、服用開始より数日からお具合が楽になっていくのを実感され現在も治療に専念しておられる。
つらい腰痛で悩んでいたが、レントゲンをとっても異常がなく、様々な整体や整形外科を渡り歩き、当店にご来店される前には神経的な原因で痛みを感じているという診察結果をうけ、神経内科に通院を始めたという60代の女性も、ずいぶんと楽になるまでに約３ヶ月を要しましたが、体重も自然に減り主なお悩みである腰痛も日毎に緩和しています。
治療に何ができるのかは人それぞれ違うけれど、治りにくいのには大きな原則があるように感じてなりません。大きな原則を把握した上で、より良い体調を保つお手伝いが少しできたら、病気が治りやすく、発症や再発がしにくい、そんなお体を作りあげることができるのではと構想しております。
私は今後のMarbo氏の動向に注目しています。
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