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漢方たなうぇぶ>GOブログ>萎縮性胃炎は治らないのか

萎縮性胃炎は治らないのか

萎縮性胃炎とは
単に胃がギューっと縮こまった病気ではありません。
胃が痩せて、
数層ある粘膜が痩せ削げ、
粘膜や筋肉、分泌組織などが薄くなり、
胃そのものの細胞質量が減ってしまった
という病気です。
萎縮する病気で有名な
「アルツハイマー型認知症」も
脳が痩せ小さくなる病気。
(単にアミロイドが沈着したわけではありません。)
良く似ていると思いませんか?
人は生きている限りは、
体温を生み出し、
心臓を動かし、
呼吸をし、
内臓を働かせて、
まさに生命活動を行っています。
生命活動それ自体が
エネルギー消費活動なのです。
成長段階において
肉体という質量を増やしてエネルギーを蓄え、
また日々、呼吸や飲食することで
エネルギーを補給して、
生命活動を維持しています。
その基本的な消費にプラスして、
人として生きる「人間社会活動」による
消費エネルギーが加わります。
このプラスの消費エネルギーと、
基礎的な生命活動による消費エネルギーが、
成長で蓄えたエネルギーと、
日々呼吸や飲食で摂取しているエネルギーよりも、
多くなった状況、
つまり消費過多の状況が続くと、
私たちに備わる回復力を上回り、
肉体が減っていきます。
老化というもの自体が、
自然に肉体が減っていく事です。
萎縮性の病気の場合は、
加速的に減ってしまった病気です。
つまりは老化が進んだ病気だといえます。
萎縮性胃炎は胃だけが萎縮しているのでしょうか。
きっと胃以外にも様々な部位が萎縮傾向にあるでしょう。
一度萎縮してしまった臓器は治らないといわれています。
もちろん病状によりますが、
私はやり方と期間を考慮すれば
徐々に回復することが可能だと考えています。
どこが限度なのかは分かりません。
何例かの萎縮性胃炎の患者さまが、
6~7年の経過をたどり回復しています。
ご本人も当初は
ドクターからも治らないという太鼓判を押されてしまったのもあって
半ばあきらめていましたが、
焦らずじっくりコツコツと治療(養生)を続けられた結果、
胃カメラの画像からも、
胃の粘膜が充実してきたのが分かるようになったのです。
私が見せていただいた画像は平成19年からのものでしたが、
当初、
萎縮性胃炎だとか、
逆流性食道炎だとか、
異形成細胞が認められるだとか、
胃炎や潰瘍の跡があるとか、
出血などが
画像でも見受けられ、
ドクターの診断にもたくさんの病名が書いてありましたが、
今年の画像はとてもきれいで、
ドクターの診断も特に何も書かれていませんでした。
短期的に回復させようとする事自体に
無理がある病気はたくさんあります。
例えば
プロトンポンプインヒビターなどの胃酸の生成を抑える薬は、
攻撃因子としての胃酸を抑えるという短期的な治療には良くても、
長期的に使用していけば、
胃内のphを低くすることができなくなり、
タンパク質を消化する酵素が最適なphでないためその効果が弱まり、
結果としてたんぱく質の消化が悪くなれば、
体を修復する材料としてのたんぱく質の不足を招き、
結果として長期的に経過を見た場合
回復を遅らせる事になりかねないのです。
その上、
お過ごし方として肉体的にも精神的にも負担がかかっていたら、
栄養不足によるダメージは致命的になり、
結局肉体に蓄えてあるタンパクを分解して
日々の活動に流用しなくてはならない状況に追い込まれます。
萎縮性胃炎にせよ、
アルツハイマー型認知症にせよ、
膠原病や甲状腺疾患にせよ、
うつ病やパニック障害、睡眠障害にせよ、
消耗の極みにより発現しているのは明らかです。
流用できなくなったら
自分を食うしか選択肢は残りません。
食事や仕事、遊び、学び、性生活、精神状態、睡眠時間など、
人間は様々な活動を行っている類稀な生き物です。
エネルギーは無限ではありません。
自分の体をいたわって、
萎縮性の病気が認められた場合には、
回復を促進するための
栄養療法・漢方療法・生活習慣の改善などを積極的に
そして継続的に取り入れて、
真の回復を手にしましょう!
僕が治療のカギだと考えているのは
いかにして「正常分化」を促進するかです。
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category:
お腹(胃腸)の症状
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