舌が痛い。
繰り返す口内炎。
歯茎が腫れ痛み出血する。
このような口の中の炎症でお悩みの方はとても多い。
炎症が進行すると組織が崩壊します。
レントゲンで歯根が溶け空洞化しているなんて人も!
治療には
ビタミン剤や抗生剤の類、
ステロイド剤などを
状況に応じて駆使するのが一般的です。
この薬で治まっているうちはまだよいが、
塗っても飲んでも治りが悪くなる人がいる。
本来、口内の粘膜細胞は再生能力が高く、
薬がなくても回復する能力がある。
そんな口内粘膜の炎症が治らないのは、
「治る力」が弱っているのです。
これは口内だけに限った問題ではありません。
体中の「治る力」が弱っているのです。
それが漢方でいうところの「虚証」です。
「虚証」は虚弱という意味ではありません。
どんなに元気な人でも
自分の体力の限界を超えた時が「虚証」が発症する時なのです。
人は成長するに従い年代や状況に応じて
肉体的にも精神的にも負担がかかることが色々とあります。
学校・仕事・結婚・子育て・家事・介護・趣味など。
体調を崩す人は、頑張って、頑張りぬいて、ホトホト消耗してしまうケースが大半です。
漢方治療は消耗した体力を補う「補法」を主体とします。
すると今まで様々な治療をしても治らなかった炎症が良くなります。
「補法」は継続することで予防にもなります。すると繰り返さなくなります。
様々な合併症を防ぐ事も可能なのです。
「虚証」が進行すると、
様々な慢性的・難治性の疾患や合併症へと発展します。
癌・心筋梗塞・脳卒中の三大疾病や、
糖尿病・甲状腺疾患・膠原病・腎臓病・肝臓病・うつ病・皮膚炎・アレルギー疾患・繰り返す感染症などは、まさに「虚証」の極みです。
たかが口内の炎症だと軽視せず、
できる限りのベストを尽くして治療しましょう。
生きる事とはそれ自体が消耗である。
体温を維持し、心臓を動かし、呼吸をし、代謝をしている。
何もしていないようだけれど、常に動いている。
だからエネルギーが100%という状態にはなりえないのだから、
消耗を上手に防ぎ、回復する性能が良い肉体を保ちたいものです。
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炎症病は体の中から治しましょう! 舌炎・口内炎・歯肉炎
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