GOブログ

治療方針

お薬、漢方、健康のお悩み
お気軽にご相談ください。

046-261-1380

午前10時~午後7時
(定休日:日曜・祝日)

メールでのお問い合わせは
こちら»

  • Twitter
  • Facebook

漢方たなうぇぶ>GOブログ>インナービューティー

インナービューティー

InRedという女性誌の2月号に中野明海さんという
ヘア&メイクアップアーティストがインナービューティーと題し、
中野さんご自身の「若さと美しさのヒミツ」生活術が紹介されている。
女性の幅広いご興味と良い物に対するこだわりは本当にすごいなぁ、
と感心する。
ここで紹介されている“漢方「霊黄参」”なるもの。
「霊黄参」は(れいおうさん)と読む。
中野さんも「劇的かつ優しく効く!」おっしゃっているこの漢方生薬製
剤は、私も体がキツイ時やしんどい時、風邪を引きそうなとき、動悸す
る時、寝付きが悪い時、などに何度も助けてもらっていている本当に
すばらしいお薬だ。
中野さんがすごいな、と感じるのは体の疲れや体調が悪い時に、で
きるだけ早く対応する術をご存知だという事!
疲れが残れば、組織の回復も遅れるし、体が弱れば内面からわき出
てくる美しさも絶対に落ちてくる。
元気とキレイは表裏一体、車の両輪だ。
漢方生薬的に「霊黄参」をちょっと解説させていただくと牛黄(ごおう)
という生薬と薬用人参が高用量配合されている、かなりプレミアムな
お薬で、即効性がかなりある。この二つの生薬はどちらも少し高価な
生薬だ。
牛黄という生薬は五臓六腑の「肝」、「心」に、薬用人参は「脾」、「肺」
に対して作用する。
牛黄は気付け安神(あんじん)、開竅(かいきょう)の働きがあり、ココ
ロに力を与えたり、精神を安定させたり、気や血が流れている通り道
を広げ流れ通す働きがある。体の熱を冷ます働きもある。
薬用人参は補気(ほき)という、体の気を補う生薬でパワーをつけてく
れる。温めるという文献もやや冷やすという文献もあるが、古来はやや
冷やすと考え、現代中国の生薬学では温めると考えるようだ。私個人
の見解では、疲れて体がポカポカしてくるような熱感に対しては良いの
かもしれない。普段体が冷えている人に対しては温めるように働く、そん
なすごい働きをもっているのかもしれないと考えている。生薬って本当
に不思議な事が多いものなのだ。
このような生薬学的な働きにより、元気をおぎないそれを全身へ送り届
ける作用を合わせ持つ「霊黄参」は、高価なお薬ではあるがファンの多
い特殊なお薬だ。
日頃から飲めるようなお金持ちは、毎日毎日飲んで元気と若さを補って
いただきたい。さすがに毎日はちょっと無理、という方もいざという時の
ために中野さんのように常備薬として持っておかれる事をオススメします。
更にもう一歩踏み込んで!
「霊黄参」のような即効性のある薬もいいですが、日頃からインナービュ
ーティーを目指すなら、お疲れをためないように日頃からケアするような
ものを考えていただきたい。
即効性もお体の疲れがあまりにひどかったり、難治性の病気になったり
して、「霊黄参」が効かなくなるような事も考えられるのだ。そんな体にだ
けはなっていただきたくない。
良いお体を保つためには、InRed中の中野さんの「インナービューティー
AtoZ」的いえば、有機野菜のような日頃食べている良質な食品の良い
栄養素を有効利用できる体を作り維持していただきたいと思う。
食べた栄養はそのままの形では利用されない。
必ず消化吸収した後に栄養素を体内で必要な形に作り変えなくてはいけ
ない。魚をたべたら髪の毛から魚が生えてくるなんて事がないように、食
べたり飲んだりしたものは、消化吸収された後に必ず体にとって必要な状
態に作りかえられる。その力が弱っているとどんなに良い食品も、無駄に
なってしまうのだ。
漢方では、物質を変換させる力は「気」がつかさどり、様々に変化していく
流れの中には必ず「肝」が作用していると考える。
貧血の人が一生懸命に鉄や葉酸やアミノ酸を補給しなくては、食べ物から
だけでは足りないのは、食べ物にある栄養素を有効利用できていないとい
う事がいえるのだ。かなり沢山の量を補わないと、必要なものが作りだせな
いような体のままでは、本当の内面から生まれる美しさを得る事はできない
だろう。
ミクロにミクロに見て、物質的な面ばかりから見るのではなく、もっと目には
見えない「力」という所がクローズアップされてくると、大切な事が少しずつ
わかってくる。
兎角、ある成分の話をするとそれに飛びついてしまう傾向を私達はもってし
まっている。
大工さんがいない状態で、材料ばかり持ち込まれても、体はこまってしまう。
腕のいい大工さんを体の中に沢山養成するような、そういうイメージをもった
お過ごし方をしていただきたい。それこそが漢方のすばらしい考え方の一つ
なのだ!
日頃から力を養っていく事が養生である。人によってウィークポイントは違っ
てあたり前です。ご興味のある方はお気軽にご相談下さい。