年末年始の営業のご案内と、激動の2025年を振り返って
平素より大変お世話になっております。
大和漢方センター田辺薬局、代表の田辺です。
本日は、年末年始の営業のご案内と、少し長くなりますが、当薬局にとって大きな転換点となった2025年を振り返ってみたいと思います。
1.年末年始の営業のご案内
誠に勝手ながら、年末年始は下記の日程で休業させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
【大和店】
12月28日(日)〜1月4日(日)
【さがみ野店(田辺漢方さがみ野薬局)】
12月27日(土)〜1月4日(日)
※新年は1月5日(月)より通常営業いたします。
2.2025年の振り返り 〜在宅薬局としての覚悟〜
2025年は、私共にとって「挑戦」の一年でした。
その原点は、大学院在学中に国の方針として薬局の在宅機能拡充が求められていることを知り、「いつか在宅事業を」と決意したことに遡ります。
その想いを決定づけたのは、家族の闘病でした。在宅医療に関わる多職種の皆様に支えられ、助けていただいた経験。「自分もこの輪の中で役に立ちたい」という強い決意が生まれました。
2023年に保険調剤薬局を再開し、2024年は「在宅薬局とは何か」を学び続けた一年でした。そして2024年の夏頃からは、弊社の最大の強みである「漢方」を活かした在宅医療の形を模索し、試行錯誤を繰り返しました。
運命の出会いと、怒涛の開業準備
転機は2024年11月に訪れました。ある医師との運命的な出会い(と私は勝手に思っています)があり、「漢方×在宅」という新規事業への道が開けました。
年が明けた2025年1月、医師から「4月スタート予定」であることを告げられ、事態は急変します。
当時の大和本店では、漢方の煎じ業務や在宅訪問のためのスペースが物理的に不足しており、新店舗の設立が必須でした。
しかし、条件に合うテナントは全く見つかりません。「もう万策尽きたか…」と諦めかけたその時、奇跡的に現在の店舗と巡り会うことができたのです。
そこからは時間との戦いでした。
私の無理難題に真摯に応えてくださったリフォーム業者の皆様のおかげで、保健所の査察ギリギリに改装が完了。許認可においても、通常すぐには許可が下りない難案件が重なりましたが、東洋医学会の重鎮の先生からのアドバイスや、保健所の皆様のご尽力により、なんとか5月の「田辺漢方さがみ野薬局」開業に間に合わせることができました。
3.開業、そして苦悩からの脱却
無事に5月に開業を迎えたものの、最初の2ヶ月は患者様が非常に少なく、不安な日々が続きました。
新たに採用したスタッフから言われた「暇すぎて辛いです」という言葉は、今でも忘れられません。経営者として、「このままでは継続できないのではないか」と心が折れかけたこともありました。
しかし、私たちは諦めませんでした。
「ただの薬局ではなく、介護・医療の現場で本当に頼られる存在になろう」と腹を括りました。
- 麻薬調剤
- 持続注入注射剤の調剤
- 持続注入ポンプ類(PCAポンプ、カフティーポンプ等)のレンタル
- 漢方煎じ薬の保険調剤
- 煎じ代行サービス(滅菌パックでの提供)
これら、高い専門性と設備が必要なサービスを標準装備し、徹底的に対応しました。その結果、徐々に信頼をいただき、少しずつ患者様にご利用いただけるようになりました。
4.未来への種まき 〜教育とサプリメント〜
薬局事業と並行して、未来への準備も進めてまいりました。
■ 漢方eラーニングプログラム
2023年から進めてきたプロジェクトです。完成まであともう少し。漢方の知恵をより多くの方に届けるための基盤を作っています。
■ サプリメント通販事業
「身体の変わり時は、ホルモン製造能力の低下を意味する」
この考えのもと、2024年から準備を進めてきました。ホルモン補充療法とは異なるアプローチで、アンチエイジングの礎となるサプリメントです。
2025年10月よりWEB販売を開始いたしました。サブスクリプション(定期購入)システムの構築に時間を要しましたが、皆様に長く寄り添える仕組みが整いました。

2025年は、多くの「出会い」と「助け」に支えられ、なんとか形を作ることができた一年でした。
2026年も、地域の皆様、在宅医療を必要とする皆様の「QOL向上」に貢献できるよう、スタッフ一同精進してまいります。
新しい年も、大和漢方センター田辺薬局および田辺漢方さがみ野薬局をどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様、よいお年をお迎えください。
大和漢方センター田辺薬局
代表 田辺 豪

