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軟骨の修復について コラーゲン

コラーゲンを飲んでも意味がない。以前は医師や薬剤師などの医療関係者に質問すると一般的にはこのような答えがかえってくる事が多かったでしょう。
理由は、
・コラーゲンという高分子のタンパク質はそのままの形では体内に吸収されない。
・コラーゲンの大半は必須アミノ酸ではなく、体の中で成合成することができるから。
というものであります。
実際には薬ではなく、体を修復する材料なのだから補給して悪い事は一つもなく、むしろとても良い事がわかっているのです。
コラーゲンを構成する様々なアミノ酸を体内で一から合成するのは加齢とともに能力が低下してくるし、消化されるとはいえコラーゲンを補給することでアミノ酸やペプチドの大きさで吸収されれば、栄養としての利用効率が大幅に良くなり回復にも有利となるのです。
コラーゲン中の特有のアミノ酸(ヒドロキシプロリンなど)の血中濃度が多くなると、繊維芽細胞という組織修復細胞の活性が高くなる事などが分かってきており、科学的にも有用である事が立証されています。
個人差のあることですが70代を過ぎると、体内でコラーゲンを合成する能力は低下してきます。
実際に体のあちこちが痛くなってくる年代です。
様々な関節の柔軟性や屈伸性が加齢とともに低下し、現実に可動範囲が低下してくるのは、古くなった体内のコラーゲン質(膠原質)を処理し、新しく作りかえていく能力が低下してくるからなのです。
漢方でも古来より「阿膠(あきょう)」というロバなどの皮を煮込んでつくられるコラーゲン質を生薬として、様々な疾患の治療に用いてきました。
阿膠は芎歸膠艾湯や膠薑湯、温經湯、當歸建中湯の加味方、炙甘草湯など様々な漢方薬に配合されており、出血に伴う組織障害や、子宮卵巣の貧血性の冷えに伴う生理不順、しもやけ、胃腸症状、不育症(流早産)、不妊症、産後の肥立ちの悪化、腹痛、のぼせ、自律神経症状、心肺血管系の細胞組織の治療などにも応用され、組織修復の鍵を握っている生薬として現在でもつかわれております。
膝や腰、首、肩、肘、手首、足首、股関節など、体のありとあらゆる関節の、軟骨や腱、骨、骨膜、神経組織、血管などの組織修復に、必要な栄養素剤の一種だと考えておまります。
実際に長期服用していただくと、正座ができるように足の関節の屈伸ができるようになってきたとか、肩が上がるようになってきたとか、ポキポキやゴリゴリと鳴っていた関節がスムーズに可動するようになったとか、感覚的にも調子が良くなってきたとの感想が多いです。
関節のみならず、皮膚や粘膜、歯茎、肛門部の粘膜、カカト、髪の毛などの調子も良くなってきたというお声も多く、単に関節の痛みだけに用いるのではなく応用範囲はとても広いと考えております。
膠原病は体中の膠質である膠原繊維、つまりコラーゲンが破壊されてしまう病気です。
コラーゲンの組成を知ると、コラーゲンはその3分の1を「グリシン」という糖原性アミノ酸によって形成されております。
グリシンは最もシンプルなアミノ酸としても知られ、体がエネルギーを必要とした時にどこからも糖質を生む事ができなくなるとコラーゲン由来のグリシンを脱アミノ化により糖へ変換し、エネルギー源とする事ができます。
膠原病はコラーゲン(グリシン)をエネルギーに使った結果として発症する組織破壊病だと、私は考えております。
免疫細胞が組織破壊に介在しているとはいえ、根源にはエネルギー消耗という状態が引き金になっているのです。
膠原病の人に対しても膠原繊維の修復促進に、コラーゲンを補給するのは有効だという考えに現在は至っております。
コラーゲンにも色々あり、その種類は19種類にも及ぶといわれています。
そこで、様々な生物由来の繊維タンパクを補給する事を良しと考えており、鳥類(鳥軟骨由来Ⅱ型コラーゲン)、魚類(鮫軟骨由来)、哺乳類(豚コラーゲンペプチド)、昆虫類(シルクペプチド)など4種の生物由来の栄養成分を補給できるコラーゲンをセレクトしております。
骨にはⅠ型のコラーゲンが多いとしても、腱との接着部や骨膜、組織形成には、Ⅰ型以外の微量なコラーゲンが多種類存在、それが無かったら組織を形成する事はできません。
微量な成分も含めての組織であり、どれ一つとして欠けては成り立たないのです。
だから、完全に単一の成分を濃縮してしまうよりは、雑多な状態で様々なコラーゲンを補給する事が体にとっては良いのです。
医薬品では単一の成分の効果が認められるわけですが、修復にはありとあらゆる成分を必要とするのです。
一時的に症状を軽減または抑える「効く」から、組織を修復する「治す」へ、考え方をシフトしてみてはいかがでしょうか。

関節 骨 筋肉 神経 胸 腹 頭 目 顔 など 体中どの部位の「痛み」でも

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