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子宝

男盛り 年齢は八の倍数で

漢方の生体観では古代より
男性は八の倍数で身体が盛衰するとします。
<素問上古天真篇>
丈夫八歳、腎氣實、髮長齒更
8歳(一八)になると
腎の気が旺盛になるので、
髪の伸びる様や質が変わってきて、
歯が生えかわります。
髪と歯というところに、
腎(生命力)の勢い(華)が現れるというのが漢方の生体観です。
二八、腎氣盛、天癸至、精氣溢寫、陰陽和、故能有子。
16歳(二八)になると
腎の気が盛んになります。
精気が溢れ、陰陽和し、子供が作れようになる事を、
漢方の用語では「天癸」に至るというのです。
いわゆる精通です。
子供が作れるようになる事が、
子供を作るのに最も適しているという事ではありません。
これからさらなる充実を迎えるべくこれからの8年間の生き方が重要となるのです。
三八、腎氣平均、筋骨勁強、故真牙生而長極。
24歳(三八)になると
腎気が平均になります。
いわば男として脂がのってくる年代に入ります!
筋骨はとても強くなり、親知らずが生え、成長が極まる。
僕にも経験がありますが、
スポーツでも身体の動きがとてもよくなったように感じました。
しかし、
とかくエネルギーの最高値が高いというのは
車で例えるとスポーツカーになったようなものです。
ビュンビュン飛ばせるエンジンのパワーや、
グイグイ曲がれる足回り、
はとても魅力的ですが、
使い方を誤ると大事故につながりかねません。
四八、筋骨隆盛、肌肉滿壯。
32歳(四八)になると
いわば体力的な頂点です。
筋骨は隆盛、肌肉は壮健を極める。
この時期を過ぎると人生の中で初めて迎える
緩やかな体力下降期へと入ってゆくのです。
五八、腎氣衰、髮墮齒槁。
40歳(五八)になると、
腎気が衰え、髪が抜け、歯が枯れる。
この文章を書いているH23年の時点で私は38歳ですが、
すでに髪の毛は若いころよりも薄くなり始め、
歯茎もやせてきました。
外見からはそう老化してたようには見えないといわれますが、
明らかに20代~30代前半とは肉体が違います。
多くの方が認めたくはない事実かもしれません。
六八、陽氣衰竭於上、面焦、髮鬢頒白。
48歳(六八)になると、
上半身の陽気が衰え、涸れ、顔がやつれ、髪やヒゲに白い物が混じる。
白いものは30代前半から混ざり始めていた私は
古代の生体観よりも老化が進行しています・・・。
七八、肝氣衰、筋不能動、天癸竭、精少、腎藏衰、形體皆極。
56歳(七八)になると
肝の気が衰え、筋肉が動き難くなり、
天癸は涸れ、精が少なくなり、
腎自体が衰え、皆外見は極まる。
「肝主筋」 漢方の生体観では、肝臓は筋肉の盛衰をつかさどると考えます。
筋肉の動きが悪くなるため、身体が思うようには動きにくくなってくるという事です。
まさに「肝」「腎」かなめ!の言葉のように老化現象にとって要となる臓器です。
16歳(二八)のころに体中に行き渡り始めた生命エネルギー「天癸」も、
行き届かなくなってくる年代です。
八八、則齒髮去。
64歳(八八)になると、
歯や髪が無くなるとのこと。
しかし、
70代でも子宝に恵まれた著名人の人たちもいるぐらいですから、
生命エネルギーの充実度とは
「素体」(体質)や生き方によって随分と個人差があります。
髪の毛の量や筋肉量、骨格の丈夫さなどを客観的にみると、
エネルギーを生み出す力に個人差があることをまざまざと見せつけられます。
男性の元気度は、
子宝の恵まれやすさの指標です!
それは漢方では
男性が「陽」、
女性が「陰」、
の性質があるからです。
射精できるから、
精子が存在するから、
必ず子宝に恵まれるというわけではありません。
測ることのできな「エネルギー充実度!」に左右されるのです。
受精卵の成長力は男性の「陽」の力に左右されると考えます。
男性不妊が増えているという現状からも、
もっと強い男性性を身につける事が必要です。
漢方薬はとても有用です。
ごう先生のブログ「GOブログ 不妊症特集」もぜひご覧下さい。

不妊症、不育症、男性不妊、二人目不妊でお悩みのご夫婦を応援します。

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