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足がつる事と自律神経失調の関係

被災者の皆様にはお見舞い申し上げます。
一日も早い復興と二次災害が起こらないようお祈り申し上げます。
犠牲になられた方とそのご家族の方には心よりお悔やみ申し上げます。
よく足がつるという人は要注意!
なぜなら足の筋肉細胞に十分な酸素と栄養が行き渡らず、
老廃物である二酸化炭素や乳酸が多く残っているからです。
それは足だけの問題ではなく、
全身にある600を超す筋肉も同じか近い状態であることが考えられるからです。
心臓や内臓を動かす筋肉は、
自分の意思で動かすのも休ませるのもできない不随意筋です。
もし心筋や血管平滑筋、内臓平滑筋がつってしまったら、
心筋梗塞や腸閉塞となるわけです。
こうなると命にかかわる一大事です。
漢方で筋肉は肝臓に蔵する血(肝血)によって養われているとし、
肝血が慢性的に不足した状態に陥ると足がつります。
肝血が十分に筋肉に行き渡らず疲労物質が蓄積していると、
寒さや雨にあたるなど天候からの影響や、
疲労やストレスなど心身の状態によっても左右され
足がより一層つりやすくなりますので、
できるだけ筋肉のコンディションをよく保ちたいですね。
肝血は筋肉だけでなく子宮活動の源でもあります。
女性は初潮から閉経まで続く月経のため慢性的な肝血不足に陥るため、
男性と比べ肝血の不足を起因として体調を崩しやすいのです。
妊娠や出産、授乳育児などによっても血分の消耗に拍車がかかります。
漢方的な肝の生理機能は筋肉だけに限らず、
体の様々な臓腑機能の調整をつかさどっており「疏泄(そせつ)機能」といいます。
現代的にいえば自律神経に相当するでしょう。
自律神経を失調しやすい人とは、
肝血の慢性的な消耗からの回復が追いついていない人に多いともいえます。
肝以外の臓腑の血分が消耗し病状が発展すると、
便秘、不眠、不安、動悸、頭痛、めまい、胃痛、腹痛、月経痛、首肩背腰痛、肌や髪、爪の状態が悪化するなど
様々な兆候が現れます。
春は変わりやすい天候や新しい期への移り変わりの時でもあり、
肉体的にも精神的にも負担がかかり自律神経の失調を起こしやすい季節です。
更年期障害も
女性であれば長年の月経負担と老化に伴う慢性的な肝血不足が
どれぐらその人のお体に負担になっているかによって
自律神経失調症状の状態に個人差があらわれます。
軽く済む人は肝血がより充実しており、
更年期障害の様々な症状に悩んでいる人は
肝血が慢性的に消耗されたままで
回復が追いつかなかったといえます。
男性更年期障害は女性のように月経で消耗されたのではありませんが、
発病の原因は消耗であるという事では同じです。
夜遅くまでお仕事頑張っている人や、
ストレスが多い人、
お酒が大好きな人で飲みすぎてしまう人、
性交や自慰が過多な人などは
エネルギーの消耗が多くなり
その人の限界を超えると更年期障害に陥ります。
これはうつ病やパニック障害が発症するメカニズムと同じともいえます。
肝血を補う漢方薬を基礎的に使い、
おつらい症状に対応した漢方薬を使うことが必要です。
食事や睡眠にも十分に注意したいです。
体力が回復してきたら適度な運動をして
少しでも筋肉を鍛えてエネルギーのためを作りたいですね。
身体の負担と消耗がピーク達すると、
体中の制御がとれなくなり漢方では体内で嵐がおこると考えます。
中風(卒中)や内風といい
意識が消失して突然倒れたり、
マヒや障害が残るような後遺症になります。
身体の負担や消耗がピークになった状態は
積集(腫瘍)、痹症(膠原病)などへも発展します。
足がつるという身体からのサイン(兆候)が表れているのに
大した事はないだろうと高を括って養生をしないと
難病へと発展することがあります。
身体はあなたの体調からの注意信号を発信しています。
その「バイタルサイン」を集積した医学が「漢方」です!
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