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裸ん坊 野生の直感 宿便 そしてアレルギー

野生動物は服を着てない裸ん坊である。
裸だから皮膚機能を最大限発揮して
いかなる環境であっても体内環境を維持しながら生きています。
それをオートメーションで行っているわけです。
皮膚は感覚器が集中している臓器といって過言ではありません。
可能な限りの先端技術をもってしても、皮膚のようなセンサーを作り出すことはできない代物です。
野生動物は皮膚機能をしっかり使っているからこそ、本能や直観力に優れています。
渡り鳥は地図やコンパスなど使わずしても目的地へ渡来できるし、動物達は天災を未然に察知し逃げることがあります。
まれに第六感のような優れた能力を持っている人(開発している人?)もあるようですが、ごくごく一般的には現代の豊かな物質文明に埋没し、空調のきいた部屋、車や電車などの交通機関の発展により足腰を使わぬようになり、次々と開発される最先端の保温・吸湿・防風効果にすぐれた繊維で作られた衣服を身にまとい、自分の体の機能を充分に使わずして、大事に楽に便利に生きるようになるにつれ、人の肉体的な能力ががどんどん退化しているのではないかとすら心配しています。
人の体を発生学的に考えると、皮膚・消化管(胃腸)・呼吸器(気管・肺)の形成は、もともと細胞表面だった細胞がくびれ貫通し、一つの立体的には丸型の細胞であったものが、ドーナツ状になり、皮膚組織と体内にある管状臓器が形成されてゆきますので、ルーツは同じであります。
神経系の発達もルーツの組織に由来するため、皮膚をしっかり使って生きていると、消化器や呼吸器も丈夫になります。
漢方の生体観からしても、皮膚・呼吸器・消化管(大腸)はすべて「肺」を長とする肺経であります。
皮膚機能をしっかりと使わなくても生きて行けるようになった現代人に、便秘や下痢などのお腹のトラブルや、花粉症・喘息・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が増えているのは、皮肉にも豊かさによる退化に起因していると考えることができるのです。
様々な漢方の研究会や、自然療法の研究会を通しても、また様々な自然療法の文献などに目を通して、実際にアレルギーなどの現代病のお悩みで漢方相談にご来店される方々と接するうちに、机上の理論が空論ではなく、むしろ核心をついていると考えるようになりました。
一昔前に乾布摩擦が大流行しましたが、それも決して理論的に間違ったことではなかったといえます。
子供は風の子ですから、風邪もひく事もあれば、鼻がたれる事もあろうかと存じます。
具合が悪い時はしょうがないとしても、やたらと大事をとりすぎて皮膚機能をしっかりと使わなくなってしまったら、それこそどんどん弱い子にそだってしまうかもしれません。
小さいお子さんの便秘や下痢が増えています。
今では産後間もない乳児や幼児にすら便のトラブルが増えているとのこと。
それが当たり前になってはいけません。
大人であれ子供であれ、
皮膚機能を目覚めさせるべく「肺」経の活性化を漢方薬で!
宿便を溜めぬように!便秘も下痢もいけません。
体をしっかりと使い、本来体に備わっている様々な機能を目覚めさせる、
そんな生き方を始めませんか?
現代の豊かさの余波は人だけにあらず
人と同じような生活環境にいる愛犬・愛猫に増えている病気も皮膚病や鼻炎、便のトラブル、アレルギー、ガンであります。
大切な家族である愛犬・愛猫にも漢方療法をすると顕著によくなっていきます。
人よりもよくなっていくスピードは速いです。
なぜかといえば、人間は自分に負けてしまうと、お菓子やお酒などすき放題に飲み食いしてしまいますが、ペットにはそれがなく「食」の管理が徹底してできるからです。
私達のライフスタイルに深く根ざした様々な豊かさと便利さから、今さら乖離することはできません。
そんな中でもできるだけの策を、ご提案していきたいと存じます。
いかに病気が、おろかな人類自らで作っているのかと思うと、愕然とし気付かされることが沢山あります。
私は今後のMarbo氏の動向に注目しています。
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