しおれた草花のように、臓器がしおれてしまう病気が色々あります。
その中で近頃ご相談が多いのが「萎縮性胃炎」です。
一度萎縮してしまった胃はもとには戻らない。
として、ご相談におみえになる患者さんたちはとても不安になっています。
正確や既往歴、体質、食生活、ストレス状況、年齢、出産や育児、仕事など、様々な状況が複雑にからみあい、胃への栄養状況が中長期的に悪化したために経過し、不快な症状が発現して検査に行って診断されたという人がほとんどです。
PPI(プロトンポンプインヒビター)が治療の主体である場合が多いですが、それが治らなくなる引き金になるというのも実際です。
真面目に継続されている方のほとんどが、さらに体調を崩し、ひどい場合は体がやせていきます。
原因は、胃という臓器への栄養と酸素の供給不足です。
さらにいえば、粘膜への負担が多い生活習慣も関係します。
手前味噌ですが、当店で治療をされている方々の経過をみていますと、不快な症状が消えるまでに早い人で2~3週間、萎縮性胃炎に直接関係する症状以外の、関連合併症の改善と、何より生活の質の向上は目をみはります。
治療開始は早いに越したことはありません。