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火の年(火運大過) 再考

今年は炎症や化膿を発症する人からの相談が多く症状も激烈な傾向にあります。

この方は今朝ご来店された方ですが、先週にできて一気に腫れあがってきたのだとか。

昔は「疔(ちょう)」という病名でいえば通じました。

薬局に相談に行く前に、すぐに病院に行くという方が圧倒的に多いので、なかなか店頭でこんなに大きな「疔」に遭遇するのはまれです。

 

土曜日には帯状疱疹のような水胞が、顔面左半分を覆っているご相談がありました。

真っ赤になっていて、丁寧にお尋ねしてみると2か月以上前から前兆症状がでていました。

 

アトピー性皮膚炎の症状が今年ものすごく悪化している、というタイプの人からのご相談も増えています。

 

今年の傾向があるということです。

 

それを中国から伝来した医学「漢方」には考える手法がありあmす。

 

漢方の書物のなかでも最古の部類である「黄帝内経」。

その中に「素問」というテキスト(基礎理論編)があります。

 

その中に「運気七篇」とよばれる他篇とは異質なものがあります。

五運・六気のことで、

天気の変化を5年・10年・12年・30年・60年のリズムで統計をとり、規律をみつけたものです。

天気の変化によって森羅万象がことごとく影響をうける、その状況をまとめあげたもので、その中でも特に人体にひきおこす疾病とその治療法が詳述されています。

古代より、精神医学、気象医学、生体内リズムなど、現代にもつうじるような観点があったのです。

 

運気七篇は日常の臨床に役立たないと初めから相手にしない人も多いのですが、この壮大な理論を応用できるかどうかは、読む者の理解と心構えにあると小曾戸先生の新釈本にも記されています。

 

自然と人体の関係を学べることなので、毎年の傾向を読み解いて新しい一年を迎えるように今から準備をしてゆきたいと思います。

 

 

平成30年は「火運大過」という火の影響を強く受ける一年。

炎症も起きやすく、悪化しやすい傾向です。

自然界では噴火など、火のエネルギーも強い事が世界中のニュースでも明らかです。

 

今年の噴火のニュース

バヌアツ

そこは無人島に : 火山の噴火が続くバヌアツ・アオーバ島の状況が極限まで悪化し、ついに島民の「永久退避」が政府により決定される

 

グァテマラ

中米グアテマラで2つめの火山が噴火 : フエゴ山の死者が100名に達する中、首都グアテマラシティ近郊にあるパカヤ山が活動を始める

 

ハワイ

ハワイ・キラウエア火山の活動が激化。以前は稀だった「海にマグマが流れ込む」状態が恒常化し、規模も最大級に

 

宮崎 新燃岳

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/miyazaki/article/406440/

 

宮崎 硫黄山

https://www3.nhk.or.jp/news/realtime/rt0000269.html

 

地球も「火」のエネルギーの影響を受けているようです。