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春に弱る肝臓 増える肝臓病

森進一さんが「C型肝炎」で治療中。
出勤前に何気なくテレビで報道されているのを目にした。
C型肝炎ウィルスは輸血や性交、出産時などの体液感染により感染する病気です。
感染しても症状がすぐに発症するという事はまれで潜伏期間を経て発病します。
発病初期には自覚症状はなく、病状が悪化するにつれ、疲れやすいとかイライラしやすいとか、だるい、足がつる、筋肉がケイレンする、爪の色形がわるくなる、顔色が悪くなる、などの全身症状、精神神経症状が現れてきます。ちなみにこれらの自覚症状はC型肝炎に特有な症状という事ではなく肝機能がおちる事で発症するものです。
このウィルスのキャリア(何らかの原因でウィルスに感染してしまった人)は200万人ともいわれており、感染拡大傾向にある恐ろしい病気です。
感染症は最も恐ろしい病気の一つです。体力がおちると弱い毒性のものにすら抵抗できなくってしまいます。その間隙をぬってウィルスや細菌が活発になり体を蝕むのです。
気付かぬうちに感染し、検査をして発見されたり、体調が悪く受診して発見されたり、というのが感染症です。
風邪だっていつひくか分からないのと同じです。
感染症はサイレントキラーなのです。
インターフェロンやリバピリンなど新しい治療法もありますが、慢性肝炎など他の肝臓疾患へ発展もしくはアルコール性肝炎など肝臓病の持病がもともとある方にはできない等、治療法にもかなりの制限があります。
ウィルスのキャリアであるなしに関わらず、どんな感染症に対しても同じ事がいえると思うのですが、感染症を悪化させない、そしてキャリアであってもできる限り発病させないようにするためには、体力ができるかぎり落ちないよう、可能な限り体力を高めること、というのが最も大切だと思います。
ウィルスの力と、私達の体内の抵抗力・免疫力との力関係が同等であれば、病気が発展していく事はありません。
体力を落とすことなくウィルスを完全にゼロにできる術があるのであれば積極的に取り入れてよいと思います。
輸血や結構診断などで、ウィルスのキャリアである事が分かった方で、特に治療を要しないという方も、決して安心せず、発病させないように体力が落ちないようなお過ごし方をみにつける事が必要です。
病気は待ってくれません。
自然のお薬の中には、体力を高めるようなお薬が沢山あります。
西洋医学の治療をしていても、できる事なら自然薬の治療も併用していただきたいと思います。