僕に中医学を教えてくださった恩師の葬儀がありました。
お通夜の日はお手伝いして、しっかりとお別れをしてきました。
先生が繋いでくださったご縁のある方々と久しぶりお会いする事ができました。
みなさん悲しいのでしょうが、写真をみながら昔懐かしい事や近況などをお話して、なんだか素敵なお式でした。
ご葬儀って故人の人柄がそのままでるのかもしれませんね、って先輩と話をしていました。
九州から駆けつけてこられた吉富先生にもお会いできました。
以前教えていただいたエピソードがあまりに素敵なんです。
吉富先生は熊本県水俣市で漢方薬局を営まれております。
以前、たいへんな水害が水俣市を襲ったことがありました。
その翌日、恩師がご夫婦で吉富先生のお店にお見舞いに来られたのだそうです。
神奈川県から。
吉富先生はそれから世界一、宇宙一のお師匠さんだと私に教えてくださいました。
そんな素敵なエピソードの後に私の事を書くのは恐縮ですが、私は正反対の出来の悪い末弟子です。
色々な事が重なって急に家業を継ぐ事になった私は、保険調剤と一般的なOTC販売の経験しかなかったので、必要に迫られて中医学を学ばなければならない状況にありました。
恩師の元には全国から漢方や中医学を学びたいという人達が集まっていました。
そこに、なかば義務的に学ばなければならないスタンスの私が紛れ込んだわけです。
モチベーションには雲泥の差がありました。
モチベーションの原動力である中医学に対する「興味」や「好奇心」が、私には全く無かったからです。
当時を思い出すと、とても居心地が悪かったのを思い出します。
いくら勉強しても頭に入りませんでした。
そもそもなぜ、恩師の中医学講座を受講するようになったのかと申しますと、恩師は私の父の師匠でもあったからです。
親子二代でお世話になったのです。
通算で3~4年は恩師の元に通ったと思います。
朝から晩まで長丁場の中医学講座を終え、懇親会、二次会とフル参加をしたとある日。
恩師が私に言ってくれ事を思いだします。
「いつか豪君も人前に出て、講演をするようにならなくてはいけないよ。」
まるで他人事のように受講している私の姿をみて、恩師から最大のエールをいただいたのでしょう。
ところが、当時の私は「まさか!私なんかが人前でお話できるわけないじゃないですか~!」と謙遜し、拒絶し、逃げ腰になって恩師の言葉に返答していました。
現在と当時の私は明確に違います。
今は仕事が、楽しくて、楽しくて、しょうがありません!
それも、恩師にお世話になった「あの時」があったからです。
恩師が僕に言ってくださった事が今は現実化し始めています。
いろんな人の前でお話をさせていただく機会が増えてきたのです!
僕の一歩一歩はまだまだヨチヨチ歩きかもしれません。
いつかのいい日のために、今日を大切に歩んで参ります。
葬儀の後に、親友の岡ちゃんの家に寄りました。
岡ちゃんが少数だけ出版した処女昨「自分のたすきを繋ぐ物語」にサインを書いて欲しかったからです!
岡ちゃんと付合い感心するのは、自分が何をしたいのかをしっかりと考えているという事。
今回の本も、最初から本を作る事を目的にしていたそうです。
アイディアは誰でにでも浮かびます。
それを形にしている人となると、圧倒的に少なくなります。
私事で恐縮ですが、
以前にジャンボこと鈴木憲治くん(ジャンボファクトリー)に当店で「小冊子セミナー」をしてもらったことがあります。
その時から僕は「小冊子」を作りたいと思っていました。
ところがいざ創ろうと思うと、どんな内容にすればよいのか、どんな風に校正したらよいのか、全くとっちらかって収集つかないのです。
ジャンボに「小冊子セミナー」をしていただいて2年ぐらい経ちました。
とっちらっている自分の頭の中を整理するのに役立つ「岡ちゃんのマインドマップ講座」も受け続け試行錯誤をして参りました。
そしてついに!
僕がお店でお客様にお話ししているタイムリーな話題を、まとめた小冊子がついに形になりました。
それがコチラです!
漢方という医学の効果を最大限に発揮するためには、実はライフスタイル(生き方)がとても大切なのです。
体調が悪くて田辺の漢方にわざわざ相談してくださるからには、ぜひ良くなっていただきたい!
そのためには、ライフスタイルの改善が不可欠なのです。
病気は今まで生きてきた自分の歴史と言われているほどです。
ライフスタイルの改善といっても色んなアプローチがあります。
僕は、自分の意志で丁寧に、しかも毎日無理なく簡単にできる事がよいと思っています。
それに使えそうなものが大和漢方センター田辺薬局には色々ある事が、いまさらながら腑に落ちて小冊子が出来上がったのです!
形にする事。
ようやく僕も、少しずつ形にする事ができるようになってきました!
ラインのアカウントが変わりました!
登録変更をお願いします。
コチラをクリックお願いします↓↓↓↓↓↓