当店の夜の顔。
一人だけの癒しの時。
妊娠・授乳の時期に
家庭でできる療法を
少しご紹介します。
☆つわり
妊娠中の「つわり」のご相談もこの頃相次いでいます。
寒い季節は「つわり」につかう漢方薬の処方構成からみても
発症される方が多いのかもしれません。
寒くても冷たいものが飲める現代環境は、
妊娠中の胃腸にはあまりよくありません。
漢方薬なら生薬の自然な働きで、
「つわり」を楽にしてくれます。
ご家族、ご本人様、
お悩みの方はぜひ
ご相談ください。
☆妊娠腹痛
妊娠中の腹痛は
あまり良い兆候ではありません。
母体にも胎児にも
これからの寒い季節は
体にこたえます。
冷えは痛みを助長するからです。
お腹を温める漢方薬をのんで、
安胎をしましょう。
☆妊娠出血
ちょっとの出血でも
かなり要注意な症状です。
重いものを持たない!
冷たいお水を触り過ぎない!
できるだけ横になっておく!
など、
周りの方々のサポートに
できるだけ頼ってお過ごし下さい。
出血の色や出血時期など
個人差もあることですが、
妊娠中の出血は無いに
こしたことはありません。
☆妊娠中の風邪
妊娠中は「表」が虚(不足)しやすい、
と漢方では考えます。
体表面が弱りやすいということです。
それは、
胎児が入っている子宮を
充実させなくてはいけないからです。
漢方では、
表と裏という考え方があり、
病や体の充実したエネルギーが
体の体表面や深層部において
どのような状態なのか、
という状態に重きをおいた
診察(判断)をします。
表が虚という状態の風邪薬は
「桂枝湯」という処方なので、
間違っても「葛根湯」を
使うようなことはありません。
漢方薬だから何を飲んでも大丈夫、
なんていい加減な風潮が一般的になっていますが、
決してそんなことはありません。
お薬で体調を却って崩すことも
多々あるのだという事を
ご承知くださいませ。
☆に関してはそれぞれ対応する
適正な漢方薬がございます。
漢方には漢方のお薬の選び方がございます。
自己判断より
まずはプロに
ご相談するべきです。
お近くの漢方薬局、
または私にお気軽に
ご相談くださいませ。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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妊娠・授乳期にできる家庭医療
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