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女性のお腹の張り②

前回は女性にお腹の張りや痛みを訴える人が多く、慢性化している人の大半は「お腹の冷え」に原因があるという事をについて書きました。
今回はより詳しく、また冷え以外の原因に対してもご紹介したいと思います。
漢方の診立てをする際に重要となるポイントがあります。
それは大便やガスが出た後にお腹の張りや痛みが治るか否かという点です。
大便やガスが出た後でもお腹の張りや痛みがとれない場合を漢方では「太陰病(ルビ:たいいんびょう)」といい、お腹を温める薬を治療の主体とします。
症状の重篤度と体質を見極め、温める力を考慮し最適な漢方薬を選びます。
大便やガスが出るとお腹の張りや痛みが楽になるけれど、あるきっかけにより繰り返す場合を漢方では「少陽病(ルビ:しょうようびょう)」や「陽明病(よルビ:ようめいびょう)」といい、「気滞」」や「血オ(病ダレ内に於が入る)」、「食滞」、「熱」などを去り循環を改善する、溜まった便を積極的に出す漢方薬を状況により使い分けます。
生理の周期が影響する人もいます。
生理前になるとお腹の張りや痛みが発症し便秘がちになる。
生理が始まると便が出てお腹の張りや痛みが楽になる。
生理前になるとお腹を壊す。
このようにお腹の張りや痛み、排便トラブルと、月経前症候群や生理痛とに相関がある人に、漢方の場合は同時に治療を行います。
お腹の状態は体調のバロメーターです。
子宮や卵巣の病気、ポリープやガン、自律神経などとの関わりも深く、お腹をしっかりと立て直し、良い状態を保つ事は、健康でイキイキ元気な心身を保つ秘訣なのです。
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