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土用 胃腸 花粉症 みかん 肥満児童

季節は「土用(どよう)」というシーズンに入りました。
平賀源内が売れないウナギのために、
体のバランスが崩れる「土用」に
ウナギで精をつけよう!
というキャッチーを考案。
それで有名になった
「土用の鰻の日」の
「土用」でございます。
立春(2月4日)の18日前。
季節が移り行く準備運動。
とても不安定な季節です。
本日の当店の閉店時間。
当店の前にある交番で、
なにやら酔っ払っているのか、
お巡りさんに食って掛かっている人がいます。
病気も、
ヘルペス、口内炎、湿疹、皮膚炎、ものもらい、などなど
皮膚病が悪化されたり、
アレルギーの相談がチラホラと出始めています。
湿度も高くなってきたのか、
朝、西の空に見える富士山も
心なしか霞みがかってきており、
真冬のカラッとスッキリとした
澄み渡る空気もどこへやら。
湿度が高くなってきたのか、
寒さ+湿気の影響か、
坐骨神経痛のご相談も
増えてきてきました。
季節の変り目の不安定さの現れでしょうか。
これからの「花粉症」シーズン。
楽にするのも、
悪化するのも、
実は自分次第です。
お過ごし方いかんによっては、
随分と楽になります。
花粉飛散量はさほど多くないと予想されていますが、
ナメてはいけません。
花粉の量など、
スイッチを押す程度の影響しか
ない人も多く、
問題は体の側にあるのです。
話は急に変わりますが、
06年度の文部科学省による
「学校保健調査」の結果が
昨年末12月21日に公表されました。
その中で気になるのは、
肥満傾向児の出現率です。
「5歳」「11歳」「14歳」「17歳」の各年齢層全てが
前年を上回っていました。
肥満傾向児の増加と共に、
喘息や鼻炎(花粉症)、アトピーなどのアレルギー疾患で
悩んでいる子供も増えているという興味深いデータがあります。
これが正に現代病である
アレルギーのメカニズムであると
私は考えております。
かなり「核心」をついています。
好きなものを飲み食いしたって、
何の症状も出ない子供は沢山います。
しかし、
病気で苦しんでいるのは何故なのか、
という観点でみないと、
何も出ていない人と、
同じ土俵では考えられません。
大切なのは、
アレルギーが悪化している人たちに
共通した趣向を見つけることです。
そこで、
ご相談にご来店された方の
生活習慣を聞いてみると、
やはり食べまくっている、
量は少なくてもチョコチョコと
しょっちゅうなにかを口にしている
という人が多かったのです。
特にお菓子やジュース。
偏食の子も多いです。
水分も摂りすぎ?かもしれません。
これはかなりの影響を及ぼしているでしょう。
漢方でこれらのアレルギー疾患を考えてる上で、
鼻・呼吸器・皮膚という部位が全て「肺の経絡」であるということから、
アレルギーの方々の多くは「肺」があまり丈夫ではありません。
鼻水の場合は、
飲み食いして体に蓄積している余剰な飲食物が、
「肺の経絡」からあふれ出てきているとご理解ください。
症状やひとそれぞれのウィークポイントの違いによって
鼻水となったり、痰となったり、皮膚炎となっているのです。
ちなみに現代の抗アレルギー薬は、
肥満細胞(マスト細胞)というところに蓄積されている
ヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギー物質を
放出させないようにする、
というものが多いわけですが、
そもそも食べ過ぎ飲み過ぎによって、
これらのアレルギー物質が
体内に多く蓄積される事のほうが
よっぽど問題です。
これを薬で無理に抑えこもうとすると
眠気や咽の渇きなどの副作用に悩まされます。
実際に太ってはいなくても、
偏食によってアレルギーなっているケースも多く、
バランスが悪いという意味では
たとえ痩せていたとしても
偏食であれば肥満と同じであります。
すでに鼻がムズムズするという方がチラホラと現れはじめています。
小さいお子さんから大人まで!
食を正しつつ、太っている人はダイエットを取り入れ、
肺の経絡を丈夫にする漢方の免疫療法を取り入れ、
今年はいつもの年よりも楽にこれからの季節を乗り切ってみませんか?
私はもう始めています!
おっと、
「みかん」のことを書き忘れました。
決して「みかん」のバッシングをしたいのではありません。
漢方の生体観では、
「脾」(胃腸の消化能力をつかさどる臓)の機能が
低下する(バランスが乱れる)季節である「土用」。
また、
「みかん」は「脾」を冷やし、
水分が豊富なため「脾」の弱い人には更に負担となりやすい、
そんな食べ物です。
体の中で有効利用できない水分は毒となります。
それがたまれば鼻水や痰などになります。
「みかん」を大量に食べることは、
花粉症の人にとってはあまり良くないことなのでは、
と私は考えています。
ビタミンがよいとか、
色素が良いとか、
そういう栄養成分の優劣を
いっているのではありません。
性質を漢方的な観点で考えているのです。
僕は、
そんなことを知ってから、
花粉の時期の前に
「みかん」を極力摂らないように
気をつけているのです。
毎年花粉症でお悩みの方。
ぜひお試しを!
私は今後のLowriderMarbo氏の動向に注目しています。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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