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僕のアレルギー対策 「免疫は腸から」

アレルギーの病気も色々ですが、総じてお悩みの方が増えています。
抗アレルギー剤などに頼らなくてもよい養生や治療はないのでしょうか。
僕自身の体験を踏まえ、養生は「免疫は腸から」をコンセプトとしています。
今から本番を迎える花粉症の対策も含め、食生活の改革が絶対に必要です。
なぜなら、アレルゲンという外的な因子が本質的な問題なのではなく、体の内的な因子に本質的な原因があるからと、僕は考えているからです。
これはインフルエンザなどの感染症にしても同じことです。
西洋医学ではウィルスや菌などを原因と特定していますが、それに侵されるも侵されぬもその人の体内環境次第であるからで、このような病理観を持つのが漢方という医学であります。
そもそも漢方では、今から約2000年も前の後漢の時代に作られたといわれる「傷寒雑病論」が必読のバイブルですが、ヒトの体というものが変わらなければ対応策もそう大きくかわるものではないことの裏づけであり、今でもこの書以上のものはございません。
抑える、殺菌する、などを治療の主体としているミクロな西洋医学と、全体観を重視したバランスをとるマクロな漢方では、本質的な治療に対するスタンスがちがうのだな、と感じます。
ただ、己に回復力が備わっていればこそ、西洋医学も相当有効な手段である事も否めません。
ご自身と病気にあった方法を上手に取り入れて欲しいものです。
前置きが長くなってしまいましたが・・・。
免疫を高める食品を研究されている山崎正利教授(帝京大学薬学部)も注目されているのが腸内細菌などの微生物です。
実際に免疫を活性化するのに細菌類は生きている必要はなく、むしろ大量の菌類を加熱調理して得られるペプチドグリカンなどの細胞膜成分(タイコ酸やリポタイコ酸など)が、腸管粘膜に存在する免疫細胞に良い事が分かってきました。
アレルギー体質の僕自身も毎日食べているのが、おおよそ2兆匹(飲むヨーグルト20リットル分)という大量の数の「乳酸球菌(EC12)」を加熱分解した補助食品「ジャームコッカス」です。
これだけの量を普段の食事から補うことは不可能なので重宝しています。
乳酸菌は植物性と動物性のどちらがよいのか?というご質問をうけます。
実は植物性も動物性もありません。
これは間違った分類で、桿菌なのか球菌なのか、という分類が正確です。
こと免疫に関しては球菌から得られる成分が良いとのこと。
免疫だけに関わらず自律神経など、体をトータルで活性化するためには、微生物も何か一つに偏るのではなく、また加熱分解したものばかりではなく、生きた乳酸菌(グラム陽性菌)や、酵母、葉緑素を持つ単細胞藻類など、それぞれの利点を生かした複合補給が良く、「ジャームコッカス」には生きたパン酵母やラクリス菌、ビフィズス菌が配合されている事も利点です。
アレルギーはアレルゲンという原因物質に、体の側が過剰に反応することが問題です。
食生活を基本に、時には漢方も利用して、体の側を整えることを重要と考えております。
体力の弱いお子さんや高齢者には、食事から体を変える重要性をご指導しております。
    
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