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漢方たなうぇぶ>GOブログ>体の中にもお天気がある

体の中にもお天気がある

日曜日の明け方の風
すごかったですね〜。
なんかむわぁ〜っとした
湿った空気も
なんとも気持ちが悪い
朝でした。
強風と温度差が作り出したのでしょうか、
今朝の青空はすごいですね。
富士山がキレイに見えますよ。
でもまだまだ風が強いようです。
こんなお天気の時は、
体調崩しやすいんですよ。
たとえば、
体の中で嵐のように
エネルギーが渦をまいて
グルングルンと
動き回るような症状がおきたりまします。
めまいとか、
ひどい人の場合は
卒中のような症状です。
精神にも
影響したりします。
温度差が激しい時なんか、
血管の異常収縮もおこりやすいので、
日頃から循環器の病気をもっている人は要注意です。
特に温かく湿った空気を伴い
強風が吹き荒れるような
お天気の時に
めまいや
胸痛・胸悶などの
発作が出る方には
牛黄清心元というお薬を
常備される事をオススメします。
変だな、と思ったときには
頓服してください。
このお薬で
かなりのひどい症状も
楽になります。
このお薬は、
体の中で嵐が起きている時に
その嵐を鎮めてくれるお薬です。
でも、
突貫工事ばかりでは、
それすら効かなくなって
しまいますので、
日頃からの予防を
重要視していただきたい
ものです。
予防には、
血のめぐりを良くする事は
もちろん必要ですが、
それだけでなく、
漢方薬で
体の中の「水」をサラサラに保つ事や、
「気」の流れを良く保つ事が
必要なんです。
日頃から予防を心がける事の方が
大事なんです。
人の体も自然界の一部です。
自然環境の変化に
私達の体は自動で
対応しているのです。
体の外がどんな環境であっても、
体の中の状態を一定に保とうとする力が
私達の体には備わっているのです。
その力の事を
恒常性(こうじょうせい)といいます。
この力が弱っているから、
色々な環境変化によって
体調が崩れてしまうのです・・・。
体の中で嵐を起こさないようにする為には
日頃から体の中の状態を
良い状態に保つ力を
丈夫にする事が必要です。
体の中にもお天気がある。
皆さんのお体のお天気は
どんなお天気ですか?

category:
ごう先生の独り言
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