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どんな「がん治療」をする場合にも必要な心構え

年間32万人という方が「がん」を原因としてお亡くなりになっています。
検査技術の進歩と体に負担になる治療が、ここまで「がん」の死亡率が高くなった理由なのでは、という事を新潟大学医学部教授で免疫学者の安保先生はよくおっしゃられます。
それには私も共感する所が多いです。
それと「がん」を患っている人たちの「がん」に対する心構えができていないように思います。
実はそこが最も大切な事なのではないかと考えるようになりました。
なので「がん」のご相談をお受けする際には、そこに重点をおいていきたいと考えております。
全ての「がん」が治療に急を要するものばかりではありません。
体調がよければ体が本来持っている病気を治す力が十分に発揮できるので、自分の力で「がん」を治してしまうという事は、ごく自然にある事なのです。
実は日常、体の中ではこのような事がごく当たり前に行われているのです。
がんの検査をされる際に組織を採って「がん」が発見されたとしても、それがどれぐらい体の中で暴れているかは、腫瘍マーカーなどであるていどは分かるはずです。
どれぐらい毒性が強い「がん」なのかを、とことん検査をしてからでもほとんどの場合は大丈夫なのではないでしょうか。
治療に急を要するのか、焦らず体力をつけてじっくりと構えてもよいのか、という事をとことん調べる術はないのでしょうか。
私は体にものすごく負担の大きい治療を沢山する事より、病気の性質も見極める事の方にウェイトをおくような医療のシステムはできないものかと、最近よく思うようになりました。
私が考える事なので、とっくに始まっていることだとは思いますが、治療の見切り発車が無いことを節に望みます。
「がん」のご相談にご来店される方々の多くが、ものすごく多くの不安を抱えていらっしゃいます。
それは「がん」は治らなく、致死率の高い病気だと思っているからです。
実はその致死率は純粋に病気だけでなっているのではないのです。
体力が落ちてしまって風邪をひいてしまいそれが悪化して肺炎などに発展してお亡くなりになっている方が実はとっても多いのです。「がん」死ではなく「感染症」が原因なのです。
「がん」は体にあっても体力が充実していれば共存できる可能性があるのではないでしょうか。
その為に必要なお過ごし方があるのではないでしょうか。
お過ごし方やお仕事、お食事などを見直す事の方が、負担の大きい治療をする前に必要だと思います。
病人側もむしがよい考えを改める事が必要だと思います。
それは、生活も変えず不養生なまま、簡単に病気を治す術を医師に求めては絶対にいけません。
医師は万能ではありません。
病気が発病したのには必ず自分自身に原因があります。発病前に無理をしていたとか、ストレスが多かったとか。
それはそのままで、病気だけをそっくり取り去るような、そんな事は医療ではできません。
だから病気を患っている張本人がすべき事が山ほどあるのです。
それができた上での治療なのです。医者なんだからなんとかしてくれ、なんて絶対に思っていただきたくないのです。
負担の大きな治療は時として、体力をとっても奪ってしまいます。
その隙を見計らったかのように、「がん」ばかりでなくウィルスや細菌に体は蝕まれてしまいます。
体力がものすごく落ちていると、ものすごく弱い毒性のウィルスや細菌に対しても抵抗できません。
そんなに恐ろしい事はありません。
なぜなら、私達の体は「がん」細胞のまえにウィルスや細菌とともに共存しているからです。
風邪をしょっちゅうひいてしまうような体力では、そもそも「がん」に対する抵抗力など微々たるものだとは思いませんか?
いくら技術が日進月歩とはいえ、どんな「がん」も治してしまうような夢のような治療法やお薬があるわけではありません。
ご自身の免疫細胞が地道にコツコツと毎日「がん」と戦っているのです。
ご自身の免疫細胞が弱ってしまう事が何よりも危険な事なのです。
体力を高めるような生薬やお薬こそが、実は「がん」細胞と共存していく基本に必要なのではないでしょうか。抗癌剤や放射線以前に必要だと私は考えています。
「がん」を患っている方々に考えていただきたいと思います。
放射線や抗癌剤や手術が「がん」を治すのではありません。
自分自身が「がん」を治すのです。時としては「がん」の進行を防ぐのです。
自分の力が充実している事がいかに大切な事かをご理解いただきたいのです。
それが、病気を悪化させない秘訣であり、再発を防ぐ秘訣でもあるのです。
ちなみに、「がん」こそが生活習慣病の最たるものと私は考えています。
つまり、「がん」になりやすい生活を改めない事にはほぼ100%再発する事は間違いありませんし、当然治癒率も低下してしまいます。
「がん」はそんな病気なのではないでしょうか。

category:
がん
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