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気管支拡張症について

気管支拡張症のご相談がありました。
朝な夕なの咳がつらいそうです。
咳止めや、咳がひどい時の去痰剤は処方になっているけれど、
様子を見る事以外に手はないというのが現状なのだそうです。
咳も良い時と悪い時があるそうです。
そもそも咳は、
血液中の酸素濃度の低下によって起こる反射で、
呼吸を促す反応の一つなわけですから、
咳中枢をブロックすることより
深呼吸をするようにまずご説明しました。
この病名から短絡的に原因をイメージすると、
気管支が開きっぱなしになってしまうというものですが、
実はそうではありません。
間違っても気管支を収縮させる薬を使うとは考えないようにしましょう。
CTの検査所見なども患者さんに見せてもらいました。
気管支の空洞が広がっているのか、
肺のいたる部位が白くなっています。
その患者さんはとてもお元気で
動き過ぎるぐらいの人です。
今日も帰ったら、
畑で採れた玉ねぎをつるしたり、
ジャガイモを保管したりと、
することがいっぱいあるそうです。
僕がまず気になったのは、
以前よりもやせていたということです。
もともとやせ型の人なのに、
ほんの半年会わない間に3kgもやせたそうです。
70代の女性でのマイナス3kgはダメージ大です。
見た目にも顔全体がやせた印象をまず持ちました。
目が落ちくぼんでいました。
まぶたも下がったようです。
きっと歯茎もやせたでしょう。
顔色もつやがなく黒っぽくみえました。
首から肩にかけても明らかに筋張りやせた印象です。
いつも顔を合わせている人からすれば
とても微小な変化です。
しかし、漢方家たる者、まずは望診からです。
直観的に、病気の原因を感じ取る能力を磨く事が、
方術家にとって大切なのです。
漢方でいうところの「陰虚証」であります。
さて気管支拡張症をどのようにとらえるのか。
それは気管支や肺胞などの組織がやせたのです。
細胞数が減っているといってもよいでしょう。
それを漢方では「陰虚」というのです。
治療法は「補陰」が主体です。
薬だけでは限界がありますので、
細胞の再生力を促進するべく栄養補給療法も併用します。
治療効果は
服用のコンプライアンスや、
動き過ぎない事、
早寝してしっかりと食事にて栄養を摂取することが必要不可欠であり、
回復の度合いに影響するため患者さまのお過ごし方次第なところもあります。
その事も含めて総合的に経過をみてゆきたいです。
元気過ぎて動き過ぎてしまうから心配ですが、
お会いするたびにベストなご提案を心がけたいと思います。
似た病気に「耳管解放症」があります。
耳の管が解放するという言葉は、
むしろ耳の組織が「やせた」とするほうが
最適だと考えています。
ご参考までに。
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